破壊的なメロディ



頭の中でなっている曲は、何時だって破壊的。
包容力がほしい、だれかの手がほしい。
みちびいてくれる手がほしい。

本当はなにも、なにも、なんにも。
なにでさえ正しいという気がしない。



ゆれるはるうらら、はるじおんがきらきらひかってた。
そんなものさえ忘れるならぼくなんているもいないも同じで。
助けをよぶ声がきこえる、ほうっておけないんだ、今すぐいくから待っていて、もう泣かないで。



たたずんだら花のにおいがした。
はしゃぐことさえ素直にできない。

暗闇にしずくひとつぶ、昔のことをおもいだすたび、頭がいたい、われそうなんだ。

ここはどこだ、ぼくはモンスーンにさらわれて。
出口と一緒にさらわれて、言葉をてばなす。




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