チェリーブロッサム
きつい花のかおりに つかれきった足ひきずって 彼? か彼女のゆれる金髪が目にはいって息がとまるほどずきんとしたのだよ さきほこるピンク色が 河原にもちらばってる 川の流れは容赦ない こんなばかばかしい気持ちにいちいちなんなきゃなんないのなら こんなぼくなんか丸めてふみつぶして捨ててやる きつい花のかおりに 時代遅れの言葉ひきずって 彼? か彼女のゆれる金髪が目にはいって痛いほど涙こぼしたのだよ さきほこる記憶が はらはらとうしなわれてゆくけど そんなもの必要ない こんなばかばかしい気持ちにいちいちなんなきゃなんないのなら ぼくは後何度泣けばそれですむんだろう ぼくは後何度こんなにはずかしいうたをうたうんだろう ぼくが本心から笑う日はくるか いつも過ぎてしまうととてもとても、みてらんないほどに青臭くなってしまう 思い出を抹消したことを後悔しないぼくは風にふかれそうなほどうすっぺらい こんなばかばかしい出来事をいちいちつみかさねてくのなら こんなぼくなんか丸めてふみつぶして捨ててやる 桜吹雪のなか誰かにさよならをつぶやくように 戻る |