すとっぷもーしょん。



まぶたを閉じて
楕円形の宇宙を眺めていた


こんなこと もう止めてしまおう
こんなこと もう止めてしまおう


恐竜の背中に乗って
白亜紀を闊歩した


こんなこと もう止めてしまおう
こんなこと もう止めてしまおう


深海魚と仲良くなった
クズ鉄だらけの海の底


こんなこと もう止めてしまおう
こんなこと もう止めてしまおう


胸が押し潰されそうでも
酸素ボンベなんて要らない
木漏れ日の下で佇んでいる、
子どものことなんて忘れる
ぼくの世界を押し広げてみる
ぼくの世界を押し広げてみる
そうしたら 駆け込んできたきみたちが言った
捨てないでとっていればいいだけじゃないって


だからぼくは こんなこと もう止めてしまうんだ
ぼくを壊すことも
きみたちを捨てることも



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