無題18
なりきることできみの行く手をふさぐな
つくりものの色ばかり見ていたって
ここらの色に目を焦がさなければこの先何もえがけないぜ
目指すのではなく築くんだ
からっぽにして旅立つんだ
朝を知るんだ
夜を抱くんだ
絵筆を捨てるな
きみの内側にあるものすべてを
おびえないで彩れ
戻る